2018.11.23 般若山&釜ノ沢五峰&兎岩に登ってきました
本日は小鹿野町の般若山&釜ノ沢五峰&兎岩に登山に行ってきました。
まずは熊谷まで向かい秩父鉄道に乗り換え影森駅へ。
目的の山は鉄道の駅より10km程離れているので、折りたたみ自転車を使っての登山です。
駅に到着して準備をしたらいざ出発。
しかし、目的の山にたどり着く前に、400m程の峠を越えなければならず・・・・。
この自転車では峠を越えるだけでもかなり体力が消耗します。
山道では何度も休憩をしましたが、峠を越えてからはダウンヒル状態で漕がずに進んで助かります。
平地に降りてから目的の山までもそれほど登りはなく、40分ぐらいで最初の目的地『般若山法性寺』に到着。
ここはお寺の中に山があり、登れるとのこと。
般若山ということで、般若も飾られています。
お寺の雰囲気もかなり良いです。
まずは本堂にお祈り。
ここにも般若が。
山に登る前には境内整備代として、300円を払いいざ出発。
最初はお寺の境内的な場所。
紅葉が綺麗です。
石段を登ります。
するとお堂が見えてきます。
岩場に張り付くようなお堂。
崖には仏様が祭られてます。
お堂内部は備え付けのスリッパに履き替えると入ることができます。
眼下にはお寺の境内を眺めることが。
お堂を見た後は少し戻っていよいよ登山道へ。
登山道の入り口はいきなりこんな場所。
一見狭そうですが、身長が低めの人ならそのまま通れるぐらいの大きさはあります。
お寺の敷地内とはいえ結構な場所を歩きます。
ところどころ鎖場も。
この鎖場を登ると、岩の穴に祠があります。
月光坂なる坂。
月光坂は手前はそれほどでもありませんが、少し進むとかなりの傾斜です。
石段を登ると
岩のえぐれに仏様と祠
さらにちょっと進むと、かなり急な鎖場
この鎖場はそれほどでもないのですが、この先がカーブしており、触るとぐらぐらする頼りない手すりしかなくかなり怖かったり。
そして頂上には大日如来像が。
ここが奥の院だそうです。
低山ながらも景色は良い。
ただし、この場所はかなり狭いので、注意しないと落ちそうになります。
そして下山がかなり怖かったり。
例の手すりには余り体重をかけず慎重に降ります。
今度は岩の反対側の観音様方向へ。
少し行くと、とんでもない場所に観音様が。
がけっぷちに立ってます。
ちなみに観音様の場所へはこの岩場を通らなくても安全な道があります。
観音様まで行ったのになぜか写真を撮っておらずアレ
観音様から反対側を見るとこんな感じ。
岩場は垂直で下が見えず。
落ちたらまず助からない高さです。
とりあえずここまでで般若山は終了。
普通に登れば30分程度で大日如来まで到達すると思います。
そして時間がまだまだ余っているので、釜ノ沢方面へ縦走!
今度は普通の山道を歩きます。
一度下がってから小さい沢を2つぐらい巻くと、最初の分岐点。
間違えないように釜ノ沢方面へ
途中に鉄梯子や
朽ちかけた丸太橋などもみられ雰囲気があります
そして再び分岐。
ここも釜ノ沢方面へ
下りながらしばらく行くとちょっとしたピークがあり五ノ峰
山の上から降りる形なので、五ノ峰から下っていくことになるようです。
そしてまたちょっと歩くと四ノ峰
五ノ峰と四の峰は木に囲まれてて、ほぼ景色が見えず。
三ノ峰前は急な鎖場
鎖を掴んで慎重に登ります。
今回逆ルートから来ているので登りになっていますが、本来のルートなら下ることに。
鎖場の上りは楽ですが、ここを下るとなると下の足場が見えず結構怖そう・・・。
鎖を登って三ノ峰
景色も良く誰もいないのでここで昼ごはんタイム。
20分ほどご飯と休憩で休んでから再び登山開始。
お次の二ノ峰も急な鎖場
登ったところが二ノ峰なはずですが、なぜか石碑には三ノ峰と記載されてます。
最後の一ノ峰は崖っぷちに
ここも下が見えず落ちたらやばそう・・・。
5つの峰を制覇したらこんな場所を下って
さらに沢筋に降りて
登山道入り口へ到着
何気にこの登山道は私設のものらしいです。
私設とはいえ鎖場などもしっかりしており、十分楽しめました。
とりあえず山から下りてきたのですが、近場にもうひとつ面白そうな岩場があるということでそちらにも向かいます。
釜ノ沢五峰の登山道入り口から1km程歩くとこんな看板が。
最初は登山道入り口が分からなかったのですが、この看板の真裏から入っていけます。
15分ぐらい登ると途中で大きな木が倒れてる場所に。
そこで登山道がやや不明瞭になったのですが、とりあえず稜線目指してうえに向かいます。
しかし、ここが登山道ではなかったようで、目印や歩いた跡もなく若干不安になりますが、直ぐに稜線に。
そのまま稜線上を歩くと再び登山道らしき道に合流。
そして途中で看板を見つけ少し戻る形で歩くと、手すりのある岩場に。
どうやら目的の『兎岩』に到着したようです。
こんな感じの岩場に、若干不安な鎖の手すりが。
本来ならここを登ってくるはずが、道を間違えたせいで下りに。
登りならたいしたことがないと思いますが、下りは結構スリルがあります。
兎岩からの景色はこんな感じ。
山のほうを見ると、先ほどまで居た釜ノ沢の二ノ峰か三ノ峰が見えます。
下から見上げた兎岩はこんな感じです。
兎岩を堪能した後は正規のルートで下山。
ルートを歩いていくと、先ほどの倒木の場所に到着。
どうやら倒木でルートを見失っていたようでした。
その後は来た道をスムーズに降りて、一番最初の法性寺へ向かい自転車を回収。
まだ若干の時間があったので事前に調べておいた小鹿野の化石館に向かってみます。
化石館は撮影がOKかどうか分からなかったので、画像を取ってませんが比較的こじんまりとした化石中心の博物館。
主に割りと新しい時代のものが多かったです。
昔は化石堀りしてたので、私も行ったことがある産地の化石も展示されていました。
化石館を軽く見学した後は、直ぐ近くの川原の地層の路頭へ。
『ようばけ』と呼ばれている場所らしく、かなり遠くからも目立っていました。
ここも化石の産地らしく家族連れが化石を探していました。
私も足元にあった砂岩をちょっと割ってみましたが、植物の破片の化石しか見つからず残念。
地層を見物した後は、暗くなる前にどこかの駅へ。
地図的には秩父付近の駅が近かったのですが、また峠を越えなくてはいけないようなので、遠いながらもアップダウンの少なそうな皆野駅まで行くことに。
幸いにも大半が平地や下り坂だったので、30分少々で到着。
この日の自転車の走行距離は約28km。
低山とはいえ久しぶりの登山と自転車で疲れました。
また、近場で面白そうな山を見つけたら登ってみたいと思います。
2018.11.23 | 登山 | Comments(2) | Trackback(0)
